-牡丹皮(ぼたんぴ)-


牡丹皮(ぼたんぴ)の概要

牡丹皮(ぼたんぴ)は、ボタン科の植物であるボタンの根の皮(根皮)を乾燥させて用いる生薬です。地下の根の外側の部分が材料になります。

漢方では、体のほてり、皮膚のトラブル、月経に関する不調などに関連する処方に配合されることがありますが、症状の改善を断定するものではありません。


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伝統的に期待されてきたはたらき(漢方での考え方)

漢方の考え方では、体にこもった熱やバランスの乱れがあるときに、体の状態を整える方向で用いられることがあります。

体のほてりや皮膚の赤み、月経に関する症状が強い場合や長引く場合は、内科や皮膚科、婦人科の病気が隠れていることもあるため、自己判断せず医療機関を受診してください。

含まれる成分(分かる範囲で)

牡丹皮にはペオノールなどの成分が含まれていることが知られています。これらの成分について研究は進められていますが、特定の病気や症状に対する効果を断定できるものではありません。

材料(基原)・どこから作られる?

牡丹皮はボタンの根の皮を採取し、乾燥させて作られます。

食品とは異なり、生薬として品質管理されたものが使用されますが、産地や加工方法によって品質に差が出ることがあります。

注意点・副作用・受診の目安

出血に関係する症状がある場合は特に注意が必要です。妊娠中の方は使用前に必ず医師や薬剤師へ相談してください。

妊娠中・授乳中の方、小児、高齢の方、持病のある方、服薬中の方も、使用前に医師や薬剤師に相談することが大切です。

腹痛、下痢、吐き気などの胃腸症状や、発疹・かゆみなどのアレルギー症状が出た場合は使用を中止し、医療機関に相談してください。

  • 発熱が続く、皮膚の強い赤みや腫れがある
  • 月経以外の出血、出血量が多い、強い痛みがある
  • 強い腹痛、血便や黒色便がある
  • 症状が数日以上改善しない、または悪化する

このような場合は、重大な病気が隠れている可能性があるため、早めに受診してください。

「副作用はない」「安全」と言い切れるものではありません。自己判断で長期連用しないようにしてください。

この生薬が含まれる代表的な漢方薬



まとめ

牡丹皮はボタンの根皮を用いる生薬で、体のほてりや皮膚のトラブル、月経に関する不調に関連する処方に配合されることがあります。

材料は植物の根の皮であり、食品とは異なる医療用の生薬です。

発熱や出血の異常、皮膚症状の悪化がある場合は早めに受診し、使用については医師・薬剤師に相談することが重要です。


漢方薬の使用上の注意


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