-冬瓜子(とうがし)-


生薬 冬瓜子(とうがし)の効能

冬瓜子には利尿、緩下、消炎の作用があり、漢方製剤に配合されるほか、民間療法もかなり広いです。漢方では排膿、消炎性利尿薬として、内臓の化膿症などに処方されます。

脂肪油とサポニン類、少量のアデニン、トリゴネリンを含有します。

民間療法では、腫物があって体にぬくみがあるようなときは、冬瓜子を煎じて飲みます。また冬瓜の果皮を日干しにして刻んだものを保存しておき、急性腎炎などで体がむくんだとき、煎じて分服します。そのほか冬瓜子と白桃花を同量粉末にして蜂蜜で練り、ソバカスをとるのに用いる療法が有名です。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


スポンサードリンク


冬瓜子(とうがし)の原料

冬瓜子(とうがし)の原料「トウガン」は熱帯アジアの原産で、古い時代に中国から伝わり、畑に栽培されてきたウリ科の1年生つる植物です。薬にするのは種子です。

冬瓜子(とうがし)が配合されている漢方薬


スポンサードリンク


漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


スポンサードリンク


↑ トップページ