-黄耆(おうぎ)-


生薬 黄耆(おうぎ)の効能

強壮、利尿効果がある他、免疫活性、抗炎症、抗アレルギー、血圧降下作用が認められています。単独で使われることはあまりなく、漢方では補気(益気)薬として配合される重要生薬です。たとえば、疲れ気味で、汗をかく虚弱体質の人によく適用される処方として黄耆建中湯(おうぎけんちゆうとう)があります。

有効成分ホルモノネチンは抗酸化作用を有し、アストラガロサイドや、ソヤサポニンに抗炎症作用が認められています。

また、黄耆の抽出工キスに動物実験で肝障害予防、末梢血管拡張作用、インターフェロン誘起作用などが確認され、黄耆の効能が裏付けられています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


スポンサードリンク


黄耆(おうぎ)の原料

黄耆(おうぎ)の原料は「キバナオウギ」で、主に中国東北部、内蒙古に生育するマメ科の多年草です。根を天日乾燥したものを用います。

黄耆(おうぎ)が配合されている漢方薬


スポンサードリンク


漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


スポンサードリンク


↑ トップページ