-桑白皮(そうはくひ)-


生薬 桑白皮(そうはくひ)の効能

桑の根の皮を桑白皮といって、抗炎症、鎮痛、鎮咳、血圧降下、血糖降下作用などが認められています。漢方では消炎生利尿や鎮咳、去痰、緩下などを目標に処方されます。

有効成分はサンゲノン、モラン、モラシンなどです。血圧降下作用はサンゲノン、血糖降下作用はモラン、炎症作用はモラシンなどが関与しているものと思われています。

桑の実は、果実酒として飲用すると滋養強壮効果があるといわれています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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桑白皮(そうはくひ)の原料

桑白皮(そうはくひ)の原料「クワ」は、各地で養蚕用に広く栽培される他、野生化したものは、1メートル近くにもなるクワ科の落葉中高木です。クワの根の皮を剥ぎ、天日乾燥したものを薬として使用します。

桑白皮(そうはくひ)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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