-升麻(しょうま)-


生薬 升麻(しょうま)の効能

升麻には鎮痛作用、鎮静・鎮痙作用、肛門部潰瘍抑制作用、抗炎症作用、解熱作用、肝障害改善作用などがあります。漢方では脱肛、子宮脱、発疹性熱性疾患などの治療に他剤と配合して用いられてきました

升麻の有効成分には、フェノールカルボン酸のほかトリテルペン化合物のシミゲノール、タンニンなどが含まれています。

民間療法では扁桃炎や口中の腫物に升麻の煎液でうがいをしたり、湿疹やかぶれにはこの煎液を冷やして湿布する、などが伝えられています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


スポンサードリンク


升麻(しょうま)の原料

升麻(しょうま)の原料「サラシナショウマ」はキンポウゲ科の多年生草本で、直立した茎の丈は1メートルにもなります。サラシナショウマの根茎を薬として使用します。

升麻(しょうま)が配合されている漢方薬


スポンサードリンク


漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


スポンサードリンク


↑ トップページ