-山査子(さんざし)-


生薬 山査子(さんざし)の効能

山査子には、健胃作用 消化促進作用 止瀉作用 血管拡張作用 利尿作用がります。漢方では健胃、消化、整腸薬として消化不良、食欲不振、下痢などに用いられています。

山査子にはフラボノイドのクエルセチン、トリテルペノイドのオレアノール酸、ビタミンB1、C、黄赤色の色素カロチン、それに消化酵素のプロテアーゼなどを含みます。クエルセチンとオレアノール酸は利尿作用があります。

民間療法としては単独でも使い、健胃や整腸、二日酔い、食中毒に山査子を煎じて飲みます。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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山査子(さんざし)の原料

山査子(さんざし)の原料「サンザシ」は、バラ科の落葉低木です。薬にするのは果実で、完熟する直前の果実を採取し、中の核を除いて日干しにしたものを「山査子」と呼んでいます。

山査子(さんざし)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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