-呉茱萸(ごしゅゆ)-


生薬 呉茱萸(ごしゅゆ)の効能

呉茱萸には保温作用や子宮収縮作用、抗炎症効果、強心作用などがあります。漢方では、体を温めることにより、胃痛や腹痛、関節痛、頭痛を治めて吐き気を止めることを目標に処方されます。

主成分であるエボジアミンには、保温効果や子宮収縮作用がある他、動物実験で、外用による抗炎症効果が認められています。

また、テトラハイドロナフチルアミンに体温上昇の増強作用が認められています。

この生薬の水性エキスに脳血流量を増加する作用が認められています。これは多糖体によるものと報告されている。その他、強心作用を示すハイゲナミン、シネフリンなどが含まれています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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呉茱萸(ごしゅゆ)の原料

呉茱萸(ごしゅゆ)の原料「ゴシュユ」は中国原産で、高さ3メートルくらいのミカン科の落葉小高木です。薬用植物として全国各地で栽培されています。果実を薬として使用します。

呉茱萸(ごしゅゆ)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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