-橘皮(きっぴ)-


生薬 橘皮(きっぴ)の効能

一般的には、橘皮の古くなったものは「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれています。橘皮と陳皮は成分と効能、効果には余り違いがありません。

リモネン、テルピネオールといった芳香性のある精油成分を豊富に含んでいるため、胃液分泌促進作用、胃運動亢進作用や抗炎症、抗アレルギー作用を有し、芳香性健胃薬や腸管にたまったガスを排出する作用を持つ他、食欲増進、吐き気止めなどに利用されています。

また、精油成分には一般に発汗作用があり、初期の風邪などに効果があります。入浴剤として利用すると血行をよくし、肌を滑らかにします。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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橘皮(きっぴ)の原料

橘皮(きっぴ)の原料「ウンシュウミカン」は、中国から渡来し、日本で改良されたミカンの品種の一つで、暖地で広く栽培されているミカン科の常緑低木です。果実の皮を薬として使用します。

橘皮(きっぴ)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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