-百合(びゃくごう)-


生薬 百合(びゃくごう)の効能

百合には、滋養強壮、鎮咳、去痰、利尿作用があります。漢方では潤肺、止咳、鎮静の目的で処方されます。乾燥性の咳が長引いたり、大病後の滋養強壮にもよいとされています。

百合は粘質多糖類のグルコマンナンのほかに苦味質、微量のアルカロイド、ビタミンCなどを含んでいます。

民間療法では百合をすりくだき、酢を少し加えて布にのばしたものを患部に貼り、腫物の吸い出しや打ち身のときに利用されています。また乳腺炎で痛むときに、湿布に利用されます。咳止めと解熱に百合を煎じて飲むことも伝えられています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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百合(びゃくごう)の原料

百合(びゃくごう)の原料「ヤマユリ」「ササユリ」「オニユリ」などは、東北から近畿まで自生しているユリ科の多年生草本です。百合(びゃくごう)は、これらの鱗茎を薬用に使ってきました。

百合(びゃくごう)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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