-独活(どっかつ)-


生薬 独活(どっかつ)の効能

独活は、発汗、解熱、鎮痛、消炎利尿薬として風邪、めまい、神経痛などに使われてきました。有効成分はジテルペンアルデヒドのほかアミノ酸、タンニンなどを含んでいます。

アルコール抽出エキスでは、マウスへの経口投与で、鎮痛作用や体温降下作用、ペントバルビタール睡眠延長作用、メタンフェタミン(覚せい剤)による運動機能亢進の抑制作用が確認されています。

民間療法としては、乾燥生薬を煎じて頭痛や歯痛に用います。また地方によっては、軽い打ち身のときなど10%ほどの煎じ液で温湿布するそうです。広く利用されるのは浴剤で、根茎を刻んだものを布袋にたくさん詰め、これを風呂に入れます。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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独活(どっかつ)の原料

独活(どっかつ)の原料「ウド」は、ウコギ科の多年生草本です。アジアの原産で、日本の山野にも広く自生しています。根を薬として使用します。

独活(どっかつ)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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