杜仲には、強壮、強精、鎮痛、鎮静、血圧降圧作用などがあります。漢方では、強壮、腰痛、流産防止、高血圧症を目的に処方されます。
薬効成分としては、グッタペルカ、リグナン配糖体としてピノレノールやピノレシノールジグコシド、イリドイド配糖体としてゲニポシドなどを含んでいます。
ゲニポシド酸には、高血圧や高脂血症、高コレステロールの軽減、ストレスの緩和など、生活習慣病の予防作用があります。とくに血圧降下作用は注目を集めています。
リグナン配糖体成分は、がん予防や抗ストレス、更年期障害、血圧降下、滋養強壮などに対する効果か証明されています。また、滋養強壮剤などの数多くの医薬品に、この杜仲のエキスが配合されています。
注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。
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