-杜仲(とちゅう)-


生薬 杜仲(とちゅう)の効能

杜仲には、強壮、強精、鎮痛、鎮静、血圧降圧作用などがあります。漢方では、強壮、腰痛、流産防止、高血圧症を目的に処方されます。

薬効成分としては、グッタペルカ、リグナン配糖体としてピノレノールやピノレシノールジグコシド、イリドイド配糖体としてゲニポシドなどを含んでいます。

ゲニポシド酸には、高血圧や高脂血症、高コレステロールの軽減、ストレスの緩和など、生活習慣病の予防作用があります。とくに血圧降下作用は注目を集めています。

リグナン配糖体成分は、がん予防や抗ストレス、更年期障害、血圧降下、滋養強壮などに対する効果か証明されています。また、滋養強壮剤などの数多くの医薬品に、この杜仲のエキスが配合されています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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杜仲(とちゅう)の原料

杜仲(とちゅう)の原料「トチュウ」は、中国の中西部に産するトチュウ科の落葉樹です。樹皮を薬として使用します。
サプリメントの場合、樹皮は使用できず、葉を使用しています。

杜仲(とちゅう)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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