-前胡(ぜんこ)-


生薬 前胡 (ぜんこ)の効能

前胡 には去痰作用、冠状動脈血流量の増加作用、鎮静作用があります。漢方では鎮咳、去痰、頭痛、発熱、呼吸困難、胸が苦しいなどを目標に処方されます。

有効成分はクマリンやクマリン誘導体のノダケニンのほか、精油、タンニンなどを含みます。

一般的に柴胡に較べて去痰作用が強いですが、咳、息苦しい、粘稠な痰、寒熱往来などの症状がある感冒には、前胡と柴胡を併用します。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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前胡(ぜんこ)の原料

前胡(ぜんこ)の原料「ノダケ」は、山野の日当たりのよい林床や林縁に自生するセリ科の多年草です。ノダケの根を薬として使用します。

前胡(ぜんこ)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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