-山茱萸(さんしゅゆ)-


生薬 山茱萸(さんしゅゆ)の効能

山茱萸は補腎、強壮、疲労回復薬として、脾胃を温め、寒、温による疼痛、知覚麻痺、冷えなどの症状を除き、腰や膝を温め、尿利をよくし、老人の頻尿を抑え、耳なり、頭痛を治す。

これらの裏付けとして、タンニン類(テリマグランジンⅠⅡなど)の抗酸化作用による脂質過酸化抑制、脂肪分解阻害作用、スーパーオキシドラジカル除去作用が確認されている他、抗腫瘍、抗ウイルス作用も報告されています。

また、山茱萸エキスに血糖降下作用、抗アレルギー作用、免疫活性作用、肝機能障害の改善作用などが報告されています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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山茱萸(さんしゅゆ)の原料

山茱萸(さんしゅゆ)の原料「サンシュユ」は、中国原産のミズキ科の落葉小高木です。日本には江戸時代に種子が持ち込まれ、薬用植物として栽培されていましたが、現在は花木などに家の庭や公園で広く植栽されています。果樹を薬として使用します。

山茱萸(さんしゅゆ)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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