-牛膝(ごしつ)-


生薬 牛膝(ごしつ)の効能

神経痛、リウマチ、腰痛、脚気、その他月経不順などの婦人病に効果があります。有効成分としてはサポニンの他、イノコステロンなどの昆虫変態ホルモンが有ります。

牛膝は下腹部の薬として用いられていますが、中でも通経作用が顕著で、閉経した女性の頭痛や充血感を取り除く効果があるようです。

受胎動物を用いた実験で、牛膝の抽出エキスに子宮収縮作用が確認されていますが、先のイノコステロンが関与している可能性もあります。したがって、妊娠している人は服用を避けるべきです。実際、昔は堕胎の目的にも、使われたといわれています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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牛膝(ごしつ)の原料

牛膝(ごしつ)の原料「ヒナタイノコズチ」は、道端や山野のいたるところでみられるヒユ科の多年草です。根を薬として使用しますが、牛膝の名は、根の太い節が牛の膝に似ていることからつけられたようです。

牛膝(ごしつ)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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