漢方処方に用いる、うるち米の玄米を「梗米」といいます。漢方の古書には、梗米は元気を増し喉の渇きを止め、血液の循環をよくし、内臓の働きも活発にして、胃腸の働きを補い、筋骨を丈夫にすると記してあります。
梗米の大部分は澱粉質で、栄養としてビタミンA、B1、B2、B6、B12、E、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、ガンマーオリザノール、イノシトール、フイチン酸を含んでいます。
米は粥にして、薬の効果を増進するためにも使われます。
注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。
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