-連翹(れんぎょう)-


生薬 連翹(れんぎょう)の効能

連翹には、解毒、排膿、利尿、消炎、鎮痛作用があります。漢方では化膿性疾患で熱症状があるとき、解熱、消炎、排膿、利尿を目標に処方されます。

有効成分はオレアノール酸、サポニン、フラボノイド配糖体などを含んでおり、果実の水製エキスは黄色ブドウ球菌にも抗菌作用を示します。

とくに腫物の良薬として用いられ、瘰癧(頸部リンパ節の結核)やニキビの治療には定評があります。抗生物質がなかったころは、その煎剤を淋病にも使いました。

民間療法では連翹の果実を煎じ、腫物に服する方法が伝わっています。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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連翹(れんぎょう)の原料

連翹(れんぎょう)の原料「レンギョウ」は、モクセイ科の落葉小低木で、中国が原産です。薬として利用されるのは、このレンギョウの果実の部分になります。果実には芳香があって、なめると少し渋いです。

連翹(れんぎょう)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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