-麻子仁(ましにん)-


生薬 麻子仁(ましにん)の効能

麻子仁には利尿、鎮咳、鎮痛、緩下作用があります。漢方では老人や子供、妊婦などに対する緩和な粘滑性下剤、疲れやすい方の動悸、息切れ等を目標に処方されます。

有効成分は脂肪酸のオレイン酸やリノール酸、 糖質のイノシトール、塩基性物質のコリンやレシチン、タンパク質のエデスチンやグロブリンなどです。

麻子仁を一度に60~120グラム以上服用すると、嘔吐・下痢ひどいときには昏睡に陥ることもあるので、服用の際は用量に充分に注意してください。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


スポンサードリンク


麻子仁(ましにん)の原料

麻子仁(ましにん)の原料「アサ」は、中央アジア原産とされるアサ科(昔はクワ科に分類)の1年生の草本です。薬として利用されるのは、このアサの果実の部分になります。

麻子仁(ましにん)が配合されている漢方薬


スポンサードリンク


漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


スポンサードリンク


↑ トップページ