-阿膠(あきょう)-


生薬 阿膠(あきょう)の効能

阿膠には血液の循環、凝固促進作用があります。漢方では補血、子宮の出血、下血、吐血等の止血、滋養、潤燥(乾燥したものを潤す)、鎮痙を目標に処方されます。

動物実験によると、阿膠は筋肉の栄養障害の進行を予防します。これは食物中のビタミンEの酸化防止によると推察されています。

有効成分はグルチン、コンドリン、各種アミノ酸などです。

阿膠は消化されにくい物です。体力が無く胃腸が悪い方が服用すると、嘔吐や下痢を生じやすいので使用は避けてください。

注意) 生薬(しょうやく)とは漢方薬のもととなっている原料で、植物を中心に、動物や鉱物などの自然由来の原料でできている薬です。


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阿膠(あきょう)の原料

ウマ科動物であるロバの皮から抽出した膠(にかわ)を加工したものです。ギャバなど19種類のアミノ酸、カルシウムやマグネシウム、亜鉛など27種類のミネラル類を含み、コンドロイチンも含有しています。

阿膠(あきょう)が配合されている漢方薬


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漢方薬の使用上の注意

漢方薬の副作用

漢方薬の「証」の自己判定テスト


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